業界紙記事

セルフSS用販売支援システム
車番を自動認識 データベース照合 見込客判別
2007年3月24日燃料油脂新聞より
【横浜】MIC(本社横浜市・増田信夫社長)は、ホームネットカーズ(本社新宿区・江崎眞一社長)、メディア(本社文京区・辻啓延社長)、アイテック(同)と共同開発した車番自動認識技術による世界初のセルフSS用販売支援システムを4月10日付で発売する。

「NXシステム」と命名された同システムは、セルフSSの店頭に設置したカメラで給油車両のナンバープレートを撮影し、その画像を解析して顧客履歴データベースと照合(写真)、販売見込客かどうかを判別し、店頭スタッフに指示を送るもの。 同社は昨秋から直営SS3店にシステムを設置して作動実験を行い、店頭活動を実施。「茅ヶ崎SSの2月の油外粗利は750万円を越え、車検台数は123台とフルサービス当時に匹敵する油外収益を獲得した。

運営継承時からセルフだった平塚SS、所沢SSでも車検や車販は前年実績の約2倍となり、最低限の人員投入でもNXシステムが油外販売に大きく貢献している」として、発売を決めた。

セルフSSでの油外販売では
@店頭での顧客接点がフルSSにくらべて乏しい
A油外を販売する
ための接客タイミング(きっかけづくり)や手順を確立しにくい-などの課題があった。
これに対して同社は「本システムの活用で、来店客の中から新規来店客や油外販売対象客をすべて捕捉でき、顧客にアプローチすべきタイミングでの接客が可能になった。ムダなく顧客ニーズにマッチした接客が給油中に行え、特別に優秀なSSスタッフでなくても、質の高い接客・販売活動が行える」としている。

これまでセルフSSでは店頭での無差別な声かけやカードシステムなどで油外ニーズ把握に努めてきたが、接客内容がスタッフの熟練度や資質などに左右されるケースが多く、人件費やカードコストがかさむなどの欠点もあった。これらの欠点を払拭し、カーケアセルフSSの新販売戦略を提唱するシステムだけに、顧客流動化や人材難、資金のひっ迫などに悩むセルフSS経営者の注目を集めそうだ。

「NX戦略説明会」が4月10日(東京ビッグサイト)、4月19日(MICセミナールーム)、4月23日(大阪国際会議場)に開催される。

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