業界紙記事

NXEYESで増販、増収
カーケアセルフのための車番自動認識システム
早くも導入予定100SS突破
2007年6月9日油業報知新聞より
【神奈川】年々激化する燃料油の販売競争によりSS給油マージン低下を余儀なくされ、SS運営は厳しさを増している。こうした状況を打破するべく、多くのSSでは油外収益の拡大に注力しており、洗車・オイルはもとより最近では車検、そして車販などカーケアビジネスに触手を伸ばす動きも顕在化している。一方、そうしたカービジネスへの進出に魅力を感じつつも、今ひとつ不安から新たな一歩を踏み出せないSSも少なくない。そうしたSSにとって福音となり得る可能性を秘めたシステム。それがNXEYES(エヌエックス・アイズ)だ。

MlCとホームネットカーズ共同開発

このシステムは簡単に説明すると、世界初!車番自動認識技術を利用したカーケアセルフのための増販増収システム。MICとホームネットカーズが共同開発したもので、最強の画像処理アルゴリズムによる車番自動認識モジュールを搭載したローコストかつ堅牢なSS販売支援情報システムと言える。

4月発表以来、早くも年内導入予定は100SSを突破するほどの勢いを見せていることはそれだけ多くのSSから支持を集めている何よりの証左と言えよう。 従来、セルフSSでは顧客との営業接点が少ないために、顧客ニーズをつかみ適切な商品を提案・販売することが困難とされてきた。SSスタッフが無差別に声掛けしたり、力ードを配布することにより顧客識別を試みてきたが、いずれの方法を採用しても「人」が介在するため、全部の来店客まで徹底できず、逆に徹底するほどコストがかさみ、管理マネジメントも複雑化を余儀なくされてきた。また、顧客識別にも時間がかかるため顧客の都合を無視した接客タイミングとなってしまいがちという欠点があった。そのため多くの導入SSで芳しい成果が現れていないのが現状だ。

NXEYESは、顧客固有の車番をシステムが自動的に識別しデータベース化することにより、こうした欠点を払拭可能とする。システムが全来店客の識別を瞬時に行い、必要な接客手順を自動的に判断するため、SSスタッフは常に適切な顧客に適切な販売活動を、適切なタイミングで実施することが可能となった。MICでは、この全く新しいシステムは最低限の労働投入で最大限の顧客満足を、そしてSS収益獲得を実現する、としている。

MICでは車検好事例として、このシステムの導入第1号店である原商会ステージ緑園SS(横浜市)を紹介。同SSは住宅街にある創業20年の地域密着型SSだが、周辺競合SSが次々とセルフ化する中、客離れ・減販傾向は止まらず、さらに人材確保も困難となりセルフ化に踏み切った。同時にセルフ改造コスト償却を考慮すると、必要油外収益は400〜500万円/月に上ることが判明。そして各方面を調査した結果、昨年12月から同システムをテスト導入し、車検台数が倍増しているMICのスーパーステーション茅ヶ崎を見学。「これならフルよりカーケアが売れる」と確信し、導入を決断した。翌4月、セルフ改造工事中にNXEYESを設置、車検商品力の強化、スタッフ研修などを実施し、4月28日からオープンイベントをスタート。この7日間のイベント期間中で5〜8月車検受注153台という成績を挙げ、まさしく「車検爆販」という結果となった。

バックナンバー