業界紙記事

原商会Expressステージ緑園SS カーケアセルフを成功へ誘う「車番自動識別」システム 新たな試みと成果に注目が集まる 2007年8月号月刊ガソリンスタンド

SSのセルフ化に伴い、画期的な仕組みとして関心を引く、車番自動識別技術を用いたSS販売支援情報システム「エヌエックス・アイズ」を全国で初めて導入した。

この仕組みの概要を挙げると、「店頭の固定カメラでとらえた車番情報をもとに、車両情報、来店履歴、過去のサービス履歴の照合が瞬時に行われ、最適な接客手順について判断が下される。その上に、あらかじめ店側が設定しておいた呼び出し条件に従って、SSスタッフが呼び出され、見込み客に対し精密なアブローチができる」というものである。

同店の青木博之マネージャーが実感しているのが、「現場の士気の高まり」だ。
「リスト取りに追われることがなく、また、過去のさまざまな履歴についても、来店車両が停止して数秒間ですべて把握できるので、皆が、余裕をもって来店客に応対している。現場の様子について簡潔に述べると、基本的に、腕首に巻いた「コールウオッチ」 (時計型コール信号受信器)が反応した時だけ動けばいい。だから、余分にヒトを増やすとか、それにより店頭オペレーションが煩雑になるとか、掛かる負担が特別に増すことはない。車検獲得を引き合いに出せば、初回来店時、さらには、次回以降の来店時、われわれスタッフがどういう動作をすればよいか練り上げられており、要所を押さえた店頭オペレーションが機能することで、現場のやる気を引き出し、日々の販売活動に好結果をもたらしている」

店内カウンターにお客を誘導して、いざ商談を進める場合でも、「ポイントを外すことがない」から、スタッフ各入が発するセールストークにも説得力があるのが分かる。店がセルフ化されたことで、お客との会話がじっくり腰を落ち着けてできるようになったのもプラスに働き、かつてと比べると、店頭フォローが細部にわたって行き届くようになった。

車検販売では、導入後の3カ月間に限っても目標台数を着実にクリアし、7月には100台の大台を超えた。同システムのリース料は毎月10万円弱。同様に、ランニングコストが別途5万円の負担であるが、その成果が挙がるほどに費用対効果が高まり、また、カーケア追求型セルフ店として、「SSの将来の勝ち残りの可能性を広げる」ことになる。

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