


【福岡】ホームネットーカーズ西日本本部(麻生裕取締役本部長)は10月22日、SS経営者セミナー『SS車検の守りと攻め』を福岡市博多区の福岡コンペンションセンター国際会議場で開催、約150人が来場して熱心に耳を傾けた。
開会のあいさつで、蜂須賀元宏専務は「国土交通省のポイント制度導入により、ここにきて法令順守が厳しく求められている。監査による減点が貯まり、認証や指定が停止されるケースが非常に多くなっており、当社の会員の中でも指定を取り上げられたり、認証が無くなった工場が多々ある。SSの商売は車検が大きなウェートを占めているだけに、コンプライアンスの問題をしっかりして、守るべきところは守らねばならない。そのうえで車検台数アップも不可欠であり、画像認識の拡販システム『NXEYES』の導入事例を中心に紹介するなど、攻めと守りをセットで説明したい」と同セミナーの趣旨を語った。
●車検の守リ
セミナー第一部となる『SS整備工場向け法令順守セミナー』では、東京都自動車事業協同組合の和田成生専務理事が講師を務め、とくにSS企業でありがちな監査への実態やペナルティーなどについて説明した。
これによると、サテライトのSSを有する指定工場におけるペナルティーでは、@未認証SSで分解整備を恒常的に行っている揚合=即、取り消しは無く認証を取るよう指導を受けるのが一般的(北海道を除く)A未認証SSで軽整備を実施し、指定工場で軽整備実施部位の点検を省略し検査を実施した場合=イの一番に罰則に当てはまるケース・ペナルティーは指定工場に掛かるB専門認証工場で対象外自動車の分解整備を実施した場合=認証工場がペナルティーC専門認証工場で2年点検を実施し、指定工場で検査のみを行った揚合=6カ月の停止か取り消しに最大限近付く--。
また、指定工場併設SSでは、@検査員が1人しかいないの問題点=1人では非常にやりくりが難しく検査員に負担が掛かる・2人置くべきA検査員の不在・休日に保適を発行した場合=検査員の解任か業務停止BSSスタッフが整備士の場合の要員数カウント=SSの整備士は指定工場の人員としてカウントされないC整備記録簿が不完全に記載されていた場合=指定工場にペナルティー・日々漏れが無いかチェックが重要--など詳しく解説した。
●車検の攻め
第二部ではMIC(本社=神奈川県)の増田信夫社長が『SS車検爆販のロジック』をタイトルに講演。
「投入した人件費に対して上がってくる収益という意味において、車検は油外の中でも一番売りやすい。洗車でも対象客に対して天気が良い日に15-20%(フルSS)のヒットにとどまるが、車検は来月車検の対象客に対して40-50%のヒットがある。タイヤやオイルの対象客にお勧めしても共に40%は絶対に売れない。なおかつ、車検は1台あたり金額的に10〜20万円で粗利は安くとも2、3万円、当社では4、5万円あげられる」
「車検が売りやすくて儲かる商品であるのは唯一の法定商品だから。客は必ずどこかで買わねばならない。ならば一番足元のSSが車検をきちんと用意して販売すれば4、5割売れるのは当たり前。ツボを押さえれば車検は1カ月以内に大量販売できる」と持論を述べた。
このうえで、車番認識モジュール搭載のSS販売情報支援システム『NXEYES』を紹介。
「車検販売マシンではなく、収益力を上げるデバイスが『NXEYES』。車両のデータベース照合を自動化し、効率的かつシンプルな作業により、セルフでもフルと変わらぬ接客が可能。カメラ撮影からコールまでは2〜3秒しか掛からない」
「商談力のあるスタッフならば車検の成約率は40%でも、スタッフ全員の平均では14%程度。従来の全員野球型ではなく、少数精鋭型販売を『NXEYES』が可能にし、成約率40%を実現できる」と説明した。
なお、MICは今月16日に機能2倍、コスト2分の1になった『NXEYESバージョン2』の発表説明会を福岡市の福岡商工会議所で開催予定だ。