業界紙記事

「エヌエックスアイズ発表説明会」新機能爆販システムが目玉 2007年11月22日油業報知新聞より【福岡】MIC(本社=神奈川県、増田信夫社長)は13日、福岡市博多区の福岡商工会議所で「NXEYES(エヌエックス・アイズ)2」の発表説明会を開催。会場には特約店経営者ら100人が集まり、熱心に耳を傾けた。

まず、NXEYES導入結果報告として、「NXEYESは車検増販に活用されるケースが多いものの、車検を皮切りにしているだけで、車検に特化しているわけではない。ただ、実際に車検はSSで唯一の法定商品であり、手っ取り早く儲けやすい。最近では燃料油代高騰で、これまで油外の柱であった洗車は欲求商品であるが故に売りにくくなっており、洗車に注力している会社でも11月に入り前年対比70〜75%に低迷するケースも見られる。こうした現状を踏まえ、目いっぱい車検を売りながら、順次異なる商品へ対象を移し、段階的な拡大作戦をとっている」と述べた。

続けて、NXEYESを既に導入した全国のSSの実績推移をスクリーンで見せながら、導入事例を報告したうえで、「導入店すべてが2〜2.5倍に実績を伸ばしている」と話した。 なお、九州地方では10月末現在、長崎県のマツハヤ・DDスマイルセルフ日野店(新日石系)、佐賀県の増田石油・サンロード扇町SS(EM系)、大分県の東九州石油・セルフ観海寺SS(コスモ系)、沖縄県のりゅうせきエネルギー・バイピーてだこ店(新日石系)の4SSが採用している。

セミナー後半では、バージョンアップした「NXEYES2」を詳しく紹介。中でも新搭載機能の全自動ガソリン爆販システム「NXMAGIC」が目玉となった。同社はすでに昨年、Eメール戦術を提案し、メール1件獲得につき100リットル増販するというロジックを完成させた。しかし、スタッフがEメールアドレス獲得に注力すると油外収益減、人件費増など副作用も生じかねないほか、ナンバーポータビリティーの影響でアドレスの累計は増えても有効メールアドレスの比率が低くなる難点もあった。

これが「NXEYES」ならば、メールアドレスの未登録客を車番認識により自動で発見し、人手をかけずに獲得絶対数を増 やせる。Eメールの獲得手順は、NXEYESが対象顧客を認識すると、顧客別の特典付き「QRシート」を自動発券され、スタッフが特典を照会したチラシと共に同シートを手渡す。顧客が特典欲しさから携帯電話のバーコードリーダーでQRコードを撮影すると同時に、顧客の車番と一体になったEメールアドレスがサーバーに送信され、車番とひも付きのEメールアドレスを自動で獲得できる仕組みだ。活用利点として@対象が自動選別され100%カバーできる=獲得絶対数の向上、A対象が絞り込まれるから魅力的な特典提示が可能=獲得率の向上、B特典応募(アドレス登録)するまで何度もアプローチできる=継続活動が容易CEメール非着信になると再度顧客にアプローチできる=無効アドレスを随時更新--などをあげた。

DDセルフステージ次郎丸店 福岡発のエヌエックスアイズ導入 2007年11月22日油業報知新聞より

【福岡】ネクステージ九州(本社=福岡市中央区、梶田和宵社長、新日石系)は15日「Dr.Driveセルフステージ次郎丸店」(福岡市早良区次郎丸5-1-1、清水友和店長)の営業を開始した。
これにより、同社のセルフSS数は直営36カ所のうち6カ所(スプリット1カ所含む)となった。同SSはセルフSSが林立する激戦区である国道202号外環状線道路沿いに立地。敷地面積は約1,320平方メートルで、自燃油の同時給油台数は6台。油外商品は従来のフルサービス同様に取り扱い、洗車はドライブスルーのセルフ洗車と、スタッフによる手洗い洗車の2本立て。それぞれ専用機1台ずつを設置した。

カーケア需要確保のため、同社では初めて車番自動認識による顧客管理システム『NXEYES(エヌエックス・アイズ)』を採用した。同システム導入は福岡県下でも初のケース。ポイントカードはエム・エス・ピー製のシステムを採用。 <概要>

◆地下タンク=ハイオク10kl。レギュラー30kl、軽油10kl、灯油20kl◆計量機=トキコテクノ製『マルチウエーブ』ロータイプ3基、灯油用W型1基◆POS=コモタ◆洗車機=ダイフクユニックス製ドライプスルー型1台、アイ・タック技研製『快洗Jr.』1台◆営業時間=24時間

さらに進化遂げるSS車販ビジネス 油外収益の柱に 燃料油マージンに比べ収益力の高さが魅力 車検、鈑金などと連動し提供 2007年11月22日油業報知新聞より

ガソリン150円時代を迎え、SS燃料油マージンは減少の一途をたどると同時に燃料油販売そのものが2年前倒しでピークアウトを迎えるなどSS経営はますます厳しさを増す一方だ。
元売であれば、石油化学や輸出にシフトするという戦略転換も可能だが、国内専業である多くのSSにとって、そうした戦略転換は不可能だ。となると、燃料油マージンの減少や販売数量そのものの落ち込みをカバーするには新たな油外商品を導入するしか生き残る術はない。
できるだけローコストでかつハイリターンが期待できる油外商品イコールSSでの「車販ビジネス」である。

SSでの油外商品と言えば、昔からあるのがTBA。しかし、タイヤはタイヤ専門店やカー用品店が得意とする分野。スペースに限りのあるSSが多くの種類のタイヤを展示するには無理がありまた販売価格でも前述の業態店に太刀打ち出来ないというのが現状だ。ではバッテリーやアクセサリーはどうか?これもタイヤ同様にカー用品店の牙城であり、SSが勝負を挑むにはリスクが大き過ぎると言わざるを得ない。

こうした昔からの油外商品に対し、ここ数年、にわかに脚光を浴びているのがSSでの「車販ビジネス」だ。車販ビジネスおよびそうしたFC展開は以前からあり、なかにはSS業者もそうした車販ビジネスのFCに参加したケースも散見されるが、いずれも不成功に終わったケースが少なくない。その要因は実車を扱うビジネスという点にある。消防法の関係でSSフィールドに自動車を展示することはできないため、SS業者が車販ビジネスを開始しようとすると、SSとは別のところに展示スペースを確保しなければならない。自分の土地であればまだしも、土地を借りて展示スペースを確保するとなると、1台も売れない月でも借地料とFCのロイヤリティが取られ、実質月次決算は赤字ということからこのビジネスから撤退したところも少なくない。まして、バイパス沿いや国道沿いには展示台数が100台以上という大型の中古ショップや1,000台を超えるという自動車メーカーの運営するメガ展示場もあり、展示台数が10台にも満たないSSの経営する中古車ショップでははなから勝負にならないのは当然だ。

ここで発想を転換したのが、今回「車販ビジネス」で取り上げた各社である。その共通ビジネスモデルは「実車を展示せず、インターネットを最大限に活用することでSSでも仕入コスト不要で車販ビジネスが可能となる」というものだ。初期導入費用やランニングコストには差があるが、いずれのビジネスモデルもSSの長所・短所を十二分に研究し、SSにとって、最も使いやすい方法を提案しているので、販売業者は自店に最適なシステムを選択することが可能である。

SSが持つカー用品店やカーディーラーに見られない強みは何と言っても「最寄性」。給油に来た客を車から降ろし、インターネットとつないだSSパソコンの前にお客を連れてこないことにはどこのビジネスモデルやシステムを導入しようが車販ビジネスは始まらない。そのためにはすべての油外商品の販売の共通前提である「お客さまからの信頼」をどれほどそのSSが得ているかが問われるところである。

ホームネットカーズ(東京都新宿区馬場下町1-1、電話03-5155-6871、江ア眞一社長)は、中古車ビジネスを支援するシステム「スーパーオークション(SUPER AUCTion)」、車番認識モジュール搭載SS販売支援情報システム「NXEYES(エヌエックス・アイズ)」、板金・塗装「PiCARS(ピッカーズ)」を展開しており、SSでの車販ビジネスを車検、板金などと連動する形で提供している。
このように中古車販売だけでなく、総合的にSSの油外販売を向上させることができるのが、同社の大きな特徴である。

車販ビジネスにおいて、中核をなすのがスーパーオークション。これは、オークション会場との直接取引をすることにより低価格で中古車を販売することができるというもの。フランチャイズではないので、取引台数に応じたコミッションはなく、低価格の定額会費制でSSは各種のサポートが受けられるので、高収益を得ることができる。現状のSSスタッフを増やすことなく始められるという点でも、収益改善に即効性のあるシステムといえる。 オークション会場の出品情報は、同社がSS専用に開発したインターネットシステムで検索することができる。落札に関しては、誤って事故車などを入札しないよう事前に同社のスタッフが出品車両を点検するサービスを提供しているので、SSはオークソョン会場に足を運ばなくても安全性が高い販売車両の調達を行うことができる。

同社が行っているサポート内容は次の通り。
【業務支援プログラム】 販売車両の仕入れ・整備から下取り車の処分など、車両販売業務をトータルサポート。 オークションサポーター、サポートセンターによる「オークションアシストサービス」、「新車商談サポート」、「整備相談デスク」、下取り車買取保証サービス「カーバリ ューファンド」がある。
【商品力強化プログラム】 安心して買える・満足して乗れる、競争力の高い商品づくりと制度運営をバックアップ。 「ロングラン保証」、「スーパーロードサービス」、「オートローン」、売れ筋商品をラインアップした高付加価値・高収益な無在庫パーツ販売システム「ピタットパーツ」、オリジナルサービス自動通知システム「お知らせ君」を用意している。
【販売力強化プログラム】 「車」が売れる・買い取れる人材育成。研修会とミーティングでフォローアッップ。
【販促支援プログラム】 台数アップ、収益アップ、の店づくり・仕組みづくりをアシスト。戦略力ービジネス支援システム「SAMWEB」 車両売買から車検・板金までSSカービジネスに必要なすべての機能を搭載。顧客管理や各種業務処理までもそろっている。

SSで車販ビジネスをする上で重要となるのが、顧客の信頼。車検や板金など普段からカーサポートをしてくれる店だからこそ、その店で車を買おうという気持ちになるのである。 SSで車検を販売する場合、難しいのは車検月を知ること。セルフSSが増えている現在では、ますます難しくなってきている。それを解決し、車検台数を増やすことができるシステムが「NXEYES」である。同社がマーケティングインフォメーションコミュニティ(増田信夫社長)、メディア(辻啓延社長)、アイテック(辻啓延社長)との共同で開発したこのシステムは、ナンバープレートをSSの店頭に設置したカメラで撮影し画像を解析することで、新規客か再来店客かを識別することができる。

新規客であれば、次回来店を促すためのプレゼント券を渡す。その際に車検月を聞けば、たいがい教えてもらえるので、ひも付けされたナンバープレートと車検月のデータが蓄積されていく。来店した車両が停止してから店頭スタッフへ接客の指示があるまでの時間は、わずか10秒以内。だから来店客が給油位置につき、タッチパネルを操作しようとする絶妙なタイミングで接客することができる。

店頭スタッフへの指示は、専用腕時計型コールウォッチで行う。来店するとコールウォッチが振動し、ディスプレイに給油レーン番号と接客手順が表示される。そして、車検を獲得するためにまず準備することは、商品力の具備。「信頼の置ける店にまかせたい」、「総額を安くあげたい」、「便利な店でやりたい」という基本性能を満たし、「24時間受付」、「短時間車検」などの性能で差をつける。
次に、商品力の浸透になる。SS店頭のPOPで告知し、浸透させていく。 そこまで準備しているからこそ、車検月が近くなった顧客に自信を持って、車検を勧めることができるのである。

同社のグループで板金・塗装を扱っているのが「ピッカーズ」である。
ボディリペア、ペイントリペアから車内クリーニングの研修センターとして定期的に研修を行っている。このサービスは、SSのカービジネスにおいてアイテムを増やすというのはもちろんのこと、他にも理由がある。

中古車を購入する人は、"できればキレイな車に乗りたい"と思っている。しかし、オークションで落札した車の中には、車内、車外ともにあまりキレイではない状態のものがあるという。中古車販売店に展示してある車は、おおむねキレイになっているので、余計に目立ってしまう。同社は、キレイにしてから購入者に引き渡すことができないかと考え、クリーニングのプロを育成するために、このピッカーズを立ち上げた。

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